「仕組み」で最も大事な点は
「人に依らない、属人的でない」
ことです。
優秀なスタッフが辞めてしまったため、先生1人でやるはめになり、廃れてしまった治療院をたくさんも見てきました。
それをたとえ優秀なスタッフが辞めても最低限の患者数の落ち込みで、売上を安定的にできるのが「仕組み」
なのです。
また「仕組み」はあなたが、もし急に現場から離れることがならざる負えなくても、スタッフがあなたの代わりになって補って、現場を廻してくれます。
仕組みの究極的な目的は「誰が、いつ、何度やっても、同じ結果が出せるシステム」なのです。
でもこれって、そうなるまでには色々な仕組みを身につけないといけないから中々できないのも現実です。でも、大いなるビジョンを達成するためにも「仕組み」が不可欠です。
あなたの身体は1つです。
そして、その仕組みの中でも大事なポイントが、「販売」「営業」です。しかし、治療院業界の多くの経営者は「販売」「営業」はご法度です。逆にしかし「活動」はOK。
でも販売を制するものは、全てを制します。「講演会」「スポーツ大会」「イベント」やることはお分かりになりますか?
「治療技術」
「治療機器」
でその場での痛みを軽減、解消して、クーポン券配布、または仮予約を取る。企業への法人営業もできます。
これは、「デモンストレーション」という大義名分で出来ると思います。そして、板金、保険代理店への患者斡旋かチラシ置き場へのお願い。治療院でできる営業はこのようなものでしょう。
インターネット業界って、外から見ると、座って、PC(パソコン)でカチャカチャして、営業をしている風に見えます。インターネットの発祥の地アメリカ、シリコンバレーで生まれた
・Windows
・Apple
それぞれの創業者、ビルゲイツ、スティーブ・ジョブズ。彼はシステム開発者ではないのはご存知でしたか?では何をしていたのか?
「販売」です。ソフトバンクの孫社長、楽天の三木谷社長も然りです。
「販売」して、会社を大きくしました。つまりやたらめった販売をした訳でなく、戦略的に、仕組みをつくって受注したのです。
お店を構えていて、顧客が来店したら、購買=サービスが成立して、収入が発生する
治療院、美容院、エステ、クリニックは今までは、「営業」要らずで良かったのです。
でも・・・恐らく今後は、営業も必要になるのでは?
予測ですが、治療院、美容院、エステは今まで、ユーザーは個人でしたが、「法人」へも顧客として
シフト化が必要になるでしょう。
それは経営サイクルでは「衰退期」の小売業のお店・・・
「え!?何でこのお店、いつもお客さんいないのにつぶれないの?」
とあなたも疑問に思ったことがあるのでは?
十数年ぐらいの前の本ですが、面白いです。
数々の「なんでこの店つぶれないの?」の謎が明らかになっています。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学」
会計学の本ですが、身近な例から会計が学べて、つぶれそうだけど、つぶれないお店のなぞまでわかってしまいます。ご一読ください。